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東京竜泉窯陶芸教室

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飛びカンナと打ち刷毛

ロクロに器物を据えて、削りをする時に回転に逆らうように角度を決めると、カンナが土に撥ね上げられて、全体に細かい削り文様が表れることがあります。

これを「飛びカンナ」または「おどりベラ」「トチリ」と呼び、日本では九州の民窯、小鹿田焼や小石原焼に良く見られる技法です。  

これらの窯では、昭和に入ってから、民芸運動の影響により、飛びカンナ、打ち刷毛、指頭文、櫛目と言った、化粧掛けによる装飾を組み合わせるような作品が多く作られるようになってきました。

それより古く、中国磁州窯では、白化粧をした素地にさらに黒化粧をして、飛びカンナをあてたものが見られ、これらの作品は「飛白手」「千点文」と呼ばれています。

飛びカンナを作るのに使うハガネは時計のゼンマイなどを再利用して手作りしたとされていますが、今回は自動車の部分用の鋼鉄を用意しました。自分に使いやすいように、道具作りに挑戦してみても楽しいでしょう。

使う土や化粧土、釉薬などの組み合わせを工夫したり、カンナをあてる角度に変化をつけてみたりすることで、飛びカンナの技法にも多様性が生まれてくるでしょう。

実技

打ち刷毛

1)削り仕上げの終わった素地に白化粧土を全体に塗ります

2)すぐに平らな刷毛でロクロを回しながら、リズミカルに表面を叩きます。

焼成するとコントラストがはっきりします。

3)中心やフチに同心円などを掻き落として描くと全体が締まります。


飛びカンナ

1)削り仕上げの終わったあとの素地に、外側から化粧土を塗ります。

2)ここでは2色の化粧土をシャープに塗ってみました。
こちらは内側。

3)飛びカンナを当てるのも外側から。
カンナを逆立てる様に立て、ブーンという音がしたら成功です。

4)斜めに当てた刃を交差させて×模様にしてみました。

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