・ モカウエアとは、タバコの葉の水溶液モカティーを使って、作品の表面に シダやサンゴのような文様を作る技法です。
・ アラビアのモカ港(現在の国名はイエメン)から出荷されたアラビア石英がヨーロッパでモカストーンと呼ばれ、この石に似たような文様が入っていたところから、モカウエアと称されるようになりました。
・ 19世紀のイギリスの実用品によく見られる装飾です。
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| 上の写真のように、白化粧土がまだ、たっぷり水分を含んでいるうちに、モカティーで溶いた顔料を染み込ませると、不思議な模様に広がっていきます。 |
実技
・ 削り仕上げの終わった素地を用意します。
・ 次にモカティーの準備をします。弁柄か呉須、あるいは酸化クロム等を選んで乳鉢で濃い目にときます。
・ 小皿に顔料を移してモカティーを加え、よくかき回して下さい。
・ 作品に白化粧をかけますが、ひしゃくで流しがけするか浸してかけます。刷毛は使いません。
・ 間髪を入れずに、筆に含ませた顔料を、垂らしたり、置いたりして、文様を作っていきます。
・ そのまま乾燥させて素焼にまわします。
その他の注意
・ モカウェアは白化粧が乾くまでの短時間に施さなくてはなりません。手際よく行いましょう。
・ 高台のついているものは持ちやすいデザインにしておくと良いでしょう。
・ 大きな文様にするためには、たっぷり含む筆を使い、モカティーで顔料を薄めにしておくとよいでしょう。
・ 失敗したらすぐにスポンジでふき取ることもできます。
・ 白化粧を浸してかける人は、作品をうすく削りすぎないように気を付けましょう。
警告!
モカティーは誤飲すると中毒したり、生命に関わる重大な危険にさらされる結果になります。
特に小さなお子様や可愛いペットのいる場所での取り扱い、保管には充分な注意が必要です。